シロアリの加害習性

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シロアリの加害習性と侵入経路

シロアリは光や空気の流れを嫌うため、普通土中や木材中に穿孔して活動しています。そうでない場合は、土壌や排泄物で加工した特別なトンネル状の通路(蟻道)を作ってその中を行き来します。
したがって、木材が被害を受けた場合も、その表面を残して内部だけが食い荒らされているのが特徴です。

ヤマトシロアリの加害習性

餌となる木材が常に湿っていることが必要なので、その被害は、風呂場、台所、洗面所、トイレなどの水周りに多く発生しますが、雨漏りや結露によって水が補給されれば、それ以外の場所でも加害が可能です。
加害している場所が巣になっていて、1コロニーの個体数は数万から数十万です。

イエシロアリの加害習性

自分で水を運びながら加害するため、その被害は建物全体におよびます。地中などにつくった固定した巣を中心として、最大100mの範囲で活動を行います。
個体数は、最大数百万頭にもおよびます。

ダイコクシロアリ・アメリカカンザイシロアリの加害習性

この2種は乾材シロアリとよばれ、水が全く供給されない乾いた木材中で加害活動を行っています。比較的少数の個体数(最大で数千頭)で木材中に深く穿孔して活動しているため、発見が非常に難しいシロアリです。
建物乾材や、ピアノ・ステレオ・タンス・鏡台・机などの家具類を食害します。被害材の食害孔から乾いた砂粒状の糞を排出するのが特徴です。

シロアリ相談窓口

当協会は(公社)日本しろあり対策協会と連携して消費者の皆様のご相談にお答えしています。
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